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2017年1月28日土曜日

続・圧迫骨折

どうもこんにちは

本日も再び症例紹介シリーズ

ここ数週間で立て続けに3件胸腰椎圧迫骨折疑いの患者さんが来院されました

1件は転倒し尻餅をついて受傷、もう2件は高齢の患者さんでちょっとしたものを持ち上げての受傷でした

(圧迫骨折については以前こちらの記事で紹介してますので合わせてお読みください)

背骨に対して何らかの要因で軸圧が加わることで発生するこの骨折
非常に痛みが強く身体を動かすことが困難になります

1件については疼痛が強かった為近隣の整形外科を紹介し受診するように指示
返事を待っている状態ですが、おそらく圧迫骨折で間違い無いでしょう


その他2件は患者さんの要望と事情により、当院にて管理させていただいています




圧迫骨折の場合一般に骨折部が安定する2〜3ヶ月は強い疼痛が続き、胸から骨盤までしっかりと固定するコルセットの着用が必要で、非常に辛い怪我の一つであると思います


一方で新しい治療法も確立されてきています

その中でも
BKP法と呼ばれる新しい手術法が2011年より保険適応となりました

詳しくはこちら

特殊な注射針で骨折部にセメントを注入し安定化させるこの手術法は、非常に効果が早く現れ手術から1〜2日で疼痛が緩和し、3日目には歩行が可能になります


実際に当院に通院中の患者さんでもある病院でこの手術を受けられ、3日ほどで通常の生活が送れるようになったそうです



これから高齢化が進み圧迫骨折を起因とした腰の変形に悩まされる方が増えていくことも考えられます

疼痛だけでなく折れ曲がった腰をまっすぐにしてくれる効果もあり、QOL(生活の質)を著しく改善してくれるこの手術法は今後ますます広く認知されていくのではないでしょうか




接骨院で行えるわけではありませんし、今はまだ一部の病院でしか実施されておらず手術の適応にもいくつかの条件がありますが、一つの知識として知っておいて損はないでしょう

もしも疑問なことがありましたらお気軽にお尋ねください☆


…それでは!





おまけ
自宅の庭にブルーベリーを植えてみました




夏が楽しみです







スポーツ障害、外傷リハビリ、酸素カプセルなら
名古屋市千種区の希望ヶ丘接骨院にどうぞ

2017年1月26日木曜日

ニューアイテム

どうもこんにちは

今年に入り急に寒い日が多くなったためか、患者さんが午前中の太陽が高い時間帯に集中しています

夕方以降はスムーズにご案内できる日が多くなっていますので、ぜひご利用ください


さて
当院には運動療法の器具を少しですが用意しています

今回新メンバーが増えたのでご紹介
それがこちら

ミズノ社製
その名も「エアーフリッパー」

手を差し込んで振り回すことで、いわゆる肩の「インナーマッスル」をトレーニングする器具です


元々は野球肩のリハビリや、投球パフォーマンス向上のために使われるものですが
肩の怪我や術後のリハビリはもちろん、五十肩のリハビリにも使用することができます

一般的なゴムチューブを使ったインナーマッスルトレーニングに比べて動作がダイナミックになるので飽きがこないことと、「やった感」が得られやすいという利点があるように思います

チューブのトレーニングは地味で飽きますからね…

もちろん使用に注意点はありますが、当院で使用していただく際にはしっかりと説明した上で実施していただきますのでご安心ください☆


導入を検討した当初は厚紙でDIYしてみようかとも思ったのですが、見た目がかっこ悪くて誰も使ってくれないと困るのできちんとしたメーカーの物を導入しました


肩障害の方にどんどん利用してもらおうと考えていますので、よろしくお願いします



…それでは!









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2017年1月18日水曜日

今年もこの時期。

どうもこんにちは

今年はしっかり勉強する!

ということで
月刊トレーニングジャーナルを定期購読しようかどうか悩んでいたのですが、電子書籍で出てるんですね

しかもサイトによっては年間購入すると2ヶ月分割引がついていたりして、全く便利な世の中になったものです


さてさて
この時期スポーツニュースを賑わすのが、プロ野球選手の「肉体改造」の話題

毎年のようにウェイトトレーニングや体重増減の是非について論争が繰り広げられますが

今年も多くの選手がウェイトトレーニングや食事の増量、改変にチャレンジしているようです



既にある程度のキャリアがあり結果を残している選手がオフのみに急に「肉体改造」を行う事に意味があるのかなと少し疑問に感じます

相手と直接ぶつかるラグビーなど格闘技のような種目であれば少しでも身体が大きい方が相手に与えるダメージを大きくする事ができるので、1キロでも大きくって言うのも理解できるのですが

野球など繊細な技術や戦術を必要とする種目の場合、その競技力と言うのは単純に筋力が上がれば良いと言うものではありません

それは
微妙な筋力のバランスや体型の変化がフォームやスピードに不和を生じさせると言う可能性があり、筋力や体型(身体の構造)が変化すればそれに対応できるように戦術や技術も再構築する必要があるからです

ある有名なトレーニングコーチが言いました
「筋力が上がってもバットにボールが当たらなきゃホームランは打てない」

まさにその通りで

バットの芯に当てる技術が無ければ筋肉などただの飾りなのです


もちろん
筋力トレーニングが不要なものだと言っているわけではありません

むしろどちらかといえば私はウェイトトレーニング信者です
身体が大きい事によるプラスもあるでしょう


ではどうしたら良いのか

これと言った正解はなかなか出せませんが


大切なのは
「継続的に行う事」だと思います

いまこのブログを読んでいる方にプロ野球選手やJリーガーはいないでしょうが
高校生や中学生であっても


身体と技術の変化にギャップが生まれないように繊細に、擦りあわせるように、
体力の「基礎」として身体を強くするために筋力トレーニングを行いながら、その身体に見合った技術練習を並行して行う。


これが全てではないでしょうか

ウェイトトレーニングと技術練習を切り離して考えてはいけません

受け売りになりますが、本来であれば技術の指導者がウェイトトレーニングやフィットネストレーニングなどのフィジカル系トレーニングも(きちんと勉強した上で)管理して、密に関連するのが理想と言えます

最低でも
そのフィジカルトレーニングが一体何の目的の為に行われているのか、いま自分が向上させたい何かに対して本当に必要な物なのか

もっと基本にたち返れば、それはそもそもフィジカルトレーニングなのか、怪我予防のエクササイズなのか

その辺りをきちんと技術指導者と相談しながら実施して欲しいですね


兎にも角にも
毎日ネットニュースを賑わすのプロ野球選手選手のオフの話題
そんなことを気にしながら、見てみるとシーズンに入った時に興味深く観戦できるかもしれません

どちらにしてもプロは良い結果を出せば全て正解になるんですけど。



…それでは!


おまけ

昨日の夜遊び



未来のスーパースターを連れ出した











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2017年1月16日月曜日

中学生

どうもこんにちは

中部地区は広く雪の土日となりセンター試験を直撃。
雪国の方々には申し訳ないくらいに、ほんの少しの積雪でパニックな週末でした


さて愛知県内では高校ラグビーの新人戦が始まり、この土日が一回戦でしたが雪の影響で一部の試合が翌週に順延。

名古屋高校の初戦は予定通り執り行われ無事に勝利しましたが、次戦は2週後となります
一週間多くもらった準備期間を有意義に使いたいものです

一方で中学生も新人大会がスタート
弟分である名古屋中学も初戦を戦いました

日曜日の朝からパロマ瑞穂ラグビー場に県内の中学ラグビー関係者が集まり必死に雪かき。なんとかグランドの雪を隅に寄せ、予定の一時間遅れでなんとか試合を開催
(私もほんの少しだけ雪かきをお手伝い)

全6試合の熱い戦いが繰り広げられました



残念ながら名古屋中学は初戦で敗退となってしまいましたが

私の同級生が中学時代に創立した名古屋中学ラグビー部も
気づけばおよそ20年の歴史をもつクラブとなり、今や愛知県内では強豪校の一つに数えられます

今後の巻き返しに期待です!





今回の大会には合同チームやラグビースクールを含めて28チームが参加していますが、まだまだマイナースポーツの域を出ない中学ラグビー

どうしても危険なイメージのあるスポーツです

メディカルスタッフという立場から、安全にプレーできる環境を提供することはチームの強化だけでなく愛知県ラグビー界の発展につながるはず

今後は時間の許す限り中学ラグビーのサポートもしていきたいなと考えています

愛知県ラグビー関係者のみなさん
一緒に盛り上げていきましょう!




…それでは☆




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2017年1月12日木曜日

10年目

どうもこんにちは

気づけば今年で柔道整復師の資格を取得して10年目に突入します

先細りと言われて久しいこの業界ですが、なんとか治療家として仕事を続けることができ
なんとも嬉しい限りです



この資格を取得しようと志したときはなんとなく、職人として淡々と技術を高めていけば勝手に患者さんから認められていい治療家になれるものだと思っていました

しかし実際のところは、「医療」というのは究極のサービス業であって

治療技術や医療に関する知識などは正しい接遇マナーや人間性(さらにはビジネスセンス)の上に成り立つものなのだということにようやく気づいてきました

私自身も
資格を取得して最初に就職したのは整形外科で、特に初めの頃は治療技術よりもマナーや接遇についての指導が先行し
「もっと専門的な知識や技術的なことが知りたい」「早く独立して自分の治療技術で勝負したい」と思ったものです



この10年
整形外科勤務中に後輩の指導にあたったり、独立して従業員を雇うようになって強く思うのは

技術や知識は人から教えてもらったり勉強すれば身につくが、それを生かすための接遇のマナーや人間性(人と対峙した時の雰囲気など)は自分で気付かなければ一生改善しない

ということです
月並みですけど。


「ゆとり」や「新人類」なんていう言葉で若者がひとくくりにされますが、実際に高校生(気づけば15歳以上年が離れてる)を相手に指導をするときには私でさえ価値観の違いに苦労します

「世代」で済ますべきではないのかもしれませんが、手取り早く知識や技術だけを受け取って結論を求める人が多い傾向があるなと感じます

さらにその中でも個人的にもっとも苦労したのは
反対に「自分は同年代の人間とは違う」「自分はゆとりじゃない」と思い込んでいるタイプの人でした

自分はおばあちゃん子だったから高齢者との会話は慣れている
いつも年上の人とつるんでいるからマナーは大丈夫
学生時代体育会系だったから社会に出ても上下関係はバッチリ


と言った感じで
斜に構えて
根拠なく謎の自己評価が高い人

こう言った根拠なく自己評価が高い人は、指摘や指導を受けると
「こんなはずじゃない、こんなことで注意されるのは納得がいかない」とふてくされたり
「知ってるわ」と言った態度で改善する気配を見せないことがあります

(自分がそういうタイプだったわけですが。)


医療サービス業の本質は人と人の繋がりです
人の話を受け入れられなければ、人に自分の技術を受け入れてもらう事は不可能なわけです

評価を潔く受け入れ問題点を改善することで、自分が求めるものを提供してもらうことができ、さらには持っている知識や技術を最大限生かせるようになるでしょう


なんてことを自分に言い聞かせながら

私もこれからも
奢らず、誠実に日々の診療に励んでいきたいと思います



…それでは!




おまけ



スタバでコーヒーをディカフェにしたら
「ステッカー使ってください」と言って渡されたけど

何に使うのか。











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身体を鍛える

どうもこんにちは


今日は短く。


年初めには毎年、その年達成したい目標を掲げるのようにしています

去年は
・ラグビーの試合のビデオを一日1試合以上見る
・文献、参考書もしくはブログ記事を一日一本以上読む
・ブログを1週間に3記事アップする
・月に1回セミナーを受講する

というのを日々の目標にしました

達成率は60%といったところだったでしょうか

今年もある程度その日課を維持しつつ

新たに
『ジムに通う』というのを追加したいなと考えています

「健康」を提供する立場の人間として、自己管理ができていない身体をしていたり
自分自身がどこかを痛めていては恥ずかしいですからね



早速友人から近所にできたジムの無料招待券を頂いたので
近いうちに見学に行ってこようと思います☆


他にもやりたいこと、手を出したいことは色々あるのですが
それはまた別の機会にご紹介したいと思います


…それでは!




現在希望ヶ丘接骨院では
受付スタッフを募集中です

興味のある方はお気軽にお問い合わせください

宜しくお願いします








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2017年1月10日火曜日

足の裏、足の指の痛みと痺れ

どうもこんにちは

今日は症例紹介シリーズです

日常生活で靴を履いていると『足の指の付け根が痛い、足の指が痺れる』と言った症状はありませんか?

その症状「モートン病」かもしれません

詳しく知りたい方は
日本整形外科学会HPをご覧ください


とは言っても聞きなれないこの病気
一体どんな病気かというと…



足の裏を走る神経がなんらかの原因によって刺激を受けて、その神経が
繋がっている先に痛みや痺れを引き起こす病気です


・幅の狭い靴やハイヒールを履く
・爪先立ちや足の指を反らした状態での作業を続ける
・足の筋力が低下することで足のアーチ(土踏まず)が低下する

などが原因として考えられ

図の位置を走る神経が上記のような要因によって持続的に圧迫を受けることで炎症を起こし症状を呈します


多くの場合が原因となっている靴の使用を中止したり刺激を受ける姿勢を避け、神経痛を抑える薬を内服したり、局所注射を行うなどの保存療法で症状は軽減しますが

長期間に渡って症状が続くと神経腫を形成したり、周囲の神経と癒着を起こすことがあるため、手術で圧迫の原因を取り除くことが必要な場合もあります


早期に治療を開始すれば、お薬や注射を使わず靴を工夫したりインソールを使用するのみで済むことがほとんどなので症状を感じたら早めに専門家に相談しましょう!

当院では普段履きの靴にインソールを入れたり、足の運動療法や低周波治療器などの物理療法を施行しています

お困りの方はお気軽にご相談ください☆

…それでは!





追記
全然関係ない話だけど
iPhoneからiPadに変えたら一定期間の写真が消えていた
同期でなんとか復元できないものかと試行錯誤中…







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2017年1月6日金曜日

祝祭日も通常通り!

どうもこんにちは

お正月休みが終わったと思ったら、1月9日は成人の日ということで明日からまた3連休ですね

新成人の皆様おめでとうございます


でももちろん
希望ヶ丘接骨院は祝祭日も通常通り施術!

7日(土曜日) :午前のみ受付
8日(日曜日) :休診
9日(成人の日):通常通り午前午後ともに受付

となります
宜しくお願い致します




…それでは!



おまけ

そういえば今年も1月3日に高校のOB会初蹴りに参加
年々若手の参加者が増えてきて嬉しい限り







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2017年1月5日木曜日

年末年始のお楽しみ

あけましておめでとうございます
みなさんどんなお正月でしたでしょうか?
希望ヶ丘接骨院は本日より通常通り施術を開始しております

私はというと、今年は少し長めのお休みをいただいたということもあり非常にゆったりと過ごすことができ
心身ともにリフレッシュすることができました

今年もまた精一杯施術していきますので
宜しくお願いいたします


年末年始などの長期休みは、高校ラグビー部のOBや学生時代に当院に通院してくれていた卒業生が顔を出してくれるのが恒例行事となりつつあります

年末には愛知高校陸上部のOG、名古屋高校ラグビー部のOBが元気な顔を見せてくれました


戦うステージが変わっても、頑張る姿が見られるのは嬉しい限りです


これからも気軽に帰ってきてもらえるような接骨院でありたいものです☆


…それでは!



おまけ

大学に行って一回りもふた回りも大きくなった教え子と、久々に一緒にトレーニング


まさにヘラクレス


さらに
テレビを見ていたら箱根駅伝にうちに通っていた子が二人も出ていて


勝手に誇らしい




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